昨日の
『名門低迷』
http://ameblo.jp/a-e-r-o/entry-12210374642.html
の記事で、87年継続していた中央大学の箱根駅伝出場がストップしたことを書きました。
出場権が得られる日本大学との差は、一人当たりのタイムに換算すると4.4秒。
20キロ走っての4.4秒はほんのわずかな差です。
この差を埋めるために、一年間練習に励んでいくと思うのですが・・・・
ネットニュースを見ていると、興味深い分析が掲載されていました。
この箱根駅伝の予選会出場選手のトップは10位で出場権を得た日本大学のケニア人留学生。
もしこのケニア人留学生がいないと仮定したら、日本大学の11番目の先週のタイムが採用されますので、約6分遅くなります。
そうなると、日本大学は予選で敗退していた訳です。
6分というアドバンテージは、一人当たりのタイムに換算すると36秒。
要するに、ケニア人留学生によって一人当たり36秒もかさ上げされるのです。
これは大きいですよね。
箱根駅伝での宣伝効果を期待して、ケニア人留学生を採用し、チーム力をアップさせる大学がかなり前から増えてきています。
山梨学院大学がその『走り』ですね。
でも、日本大学は箱根駅伝12回の優勝を誇る名門。
有力な高校生を集められなくなり、とうとう12年前にケニア人留学生という『禁断の果実』を口にしてしまいました。
中央大学も昔の日本大学と同じ状況に追い込まれています。
来年すぐということは考えられませんが、もし2年連続で箱根駅伝の出場権が得られないことになったら・・・
『禁断の果実』を口にしてしまう可能性はゼロではないと思います。
個人的には、あくまで純正日本人チームで頑張って欲しいのですが・・・・